究極の地産地消!命を大事に。人を大事に。

メツゲライ・イケダ
代表
村田 勝己さん

黒崎屋では、富山のよきものをたくさん揃える新時代スーパーを目指しています。その新時代スーパーを支えてくれている生産者や委託販売者の方々をホームページでご紹介していきます。

2回目は、黒崎屋にとってなくてはならないお肉屋さん「メッツゲライ・イケダ」さん。どんな想いを持ち、毎日店頭で販売をされているのか?お肉への熱い想いに触れます。

良いお肉とは?

皆さんはお肉を選ぶときに、何を大切に選びますか?
食べ物を買う時に、「人の顔が見える。その人の姿勢が見える。」とっても大事なことだと思っています。このお肉、見た目の印象もさることながら、味も一級品。そんなお肉の裏には、お肉に対する想いが溢れています。

“そもそも品種だとか産地とかで肉の良し悪しを判断するものではない。
良い肉とは、よく生き、よい死を迎え、よい肉屋とよい料理人に扱われた全ての肉である。
そして一番大切なことは、これらを良き仲間と共に食べること。”
これは、トスカーナの有名なお肉屋さんのお言葉だそうですが、この言葉に感銘を受けられたのが、富山市内に3つの店舗※を持つシャルキュトリー(食肉加工品全般)のお店「メッツゲライ・イケダ」さんです。2005年オープン以来、この信念のもと、お肉を届けられています。※店舗は、黒崎屋・富山大和・古沢本店にあります。

“富山”を味わう

富山はお魚が有名ですが、このお肉も富山の特産品!
自分たちで牧草から育てています。肉牛農家としてはめずらしいこと。だから、牧草も富山産。究極の地産地消をここ富山・呉羽丘陵で実現しています。
また、牛の糞尿は完熟たい肥としてリサイクル。栄養分をたっぷり含んだたい肥は、自分の農場や牧草地に返し、ここで育った牧草・稲わらは、牛のえさとして使用します。完全な循環で、自分たちの地、呉羽丘陵の環境に配慮しているのです。

このように、幸せに育った牛こそが、皆さんに幸せを届けられると信じて、メッツゲライ・イケダ代表の弟さんが営まれている「池多ファーム」にて幸せに大切に育てられています。
こんなに大切に育てられたなら、離れるのは寂しいのではないかと思うくらいに…。
だからこそ、皆さんの命になることを信じて、大切に食を届けているのです。

富山の地産地消を大事に、豚も八尾産。地元・富山を味わってほしいという想いがここにも溢れています。

いのちから生まれる味

メッツゲライ・イケダは、「無駄なく最後まで」がモットー。捨てるところは作りません。ミンチにしてお惣菜にすることの多いお肉ですが、メッツゲライ・イケダでは添加物は使用せず、塩と香辛料だけでソーセージを製造。弟さんが大切に作ったお肉を代表の村田勝己さんが、ドイツで学んだ製法で、血まで無駄なくおいしくソーセージにします。

ソーセージの種類は、30-40種類。ソーセージ作りでは、肉そのもののおいしさを引き出し、ドイツの国際コンテストで金賞を受賞。これも本場の客観的な評価をいただき、お客さまに満足していただくため。

ここまで書いてきていえるのは、メッツゲライ・イケダが『農業に敬意をあらわしている』こと。人に対しても動物に対しても、環境に対してもまっすぐにただ実直に、敬意を示す。そんな当たり前を一歩ずつ重ねてきたことが、「この地を大事にいただく」ということにつながる。命を大事に、富山を大事にーー。

牛もとても幸せな時間を過ごしていると分かるから、食べる私たちも幸せを感じるのだろう。大切ないのちをつないできたお肉をぜひ味わってほしい。

photo:徳光典子
writig:松田悠

メツゲライ・イケダ
代表 村田 勝己ん

富山県随一のシャルキュトリー(食肉加工品全般)のお店。こだわりは、富山で牧草から育てている究極の地産地消牛「池多牛」と、素材を大切にするドイツ製法のソーセージ。生肉とソーセージの販売で、一頭無駄なく提供。どの部位も捨てることはせず、おいしさの全てをお客様にお届け!

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